

左テスターは高圧B1です。430Vで良い値です。中央はバイアスC電圧です。 -48.3Vで良い値です。右テスターは出力値です。まだ出力が出ていないようです。

Marantz model 2 検査レストア依頼 概要
1台目と同じようにセレンとカップリングコンデンサーを交換しています。
こちらも入り口側コンデンサーをバンブルビーに交換しました。

全体がかなり汚れていましたが綺麗になりました。特に右側の分解したメーターは内部も綺麗です。

こちらの忘備録として、苦労したバイアス調整スイッチ周りを撮っています。


2025. 2. 9 検査
2025. 2. 21 詳細検査
2025. 2. 28 進捗1
2025. 4. 5 レストア完了
★レストア後の1台目の内部です。

★電源を入れて各電圧をチェックします。

いろいろチェックしたら出力は出るようになりました。接点の接触不良でした。大きな問題が無くて良かったです。

★電源を入れて各値をチェックします。
こちらもバイアスC電源のブロックコンデンサーは交換されています。2ブロックとも良好です。

音に非常に影響のある入り口側コンデンサーを良品バンブルビーに交換しました。0.1uFと極めて貴重な0.022uFを交換しています。これもオリジナルの音を再現するための重要な要素です。
当工房ではこのような貴重なバンブルビーも多数在庫しています。
いつもの様にできるだけ良い状態を長く保つためにバンブルビーの表面に特殊なコーティングを施しています。
バイアスC電源はセレンに交換し、カップリングコンデンサーはオリジナルGood-All の当時物の良品に交換しました。 貴重な#2の赤メーター初期型です。 オリジナル状態を維持しつつ当時の良い音を蘇らせています。
★レストア後の試聴エージング風景です。
さすがのMarantz model 2 赤メーターの初期型です。入り口側のバンブルビーとオリジナルGood-Allのカップリングが効いて、音の広がりがすばらしい!
繊細でとても綺麗な音です。
当工房の#2といい勝負?です。。。
真空管は初段管がTelefunken ECC83 <>有、位相反転管はRCAのサイドゲッター、出力管は程度の良いTelefunken EL34です。ベストな組み合わせです。
★こちらはメーターが切れた2台目です。

交換部品です。

こちらも初段管はTelefunken ECC83 <>有、位相反転管はGE、出力管は揃いのTelefunken EL34です。






いろいろ調整し漸く正常な状態になりました。
全て組上げ各部品も交換の後電圧調整と特性確認です。 しかし、これからが大変でした。メーターは振り切れ、メーター周りの電圧は完全に異常です。やはりメーターが切れる大きな原因がありました。
動かないメーターをバラしてコイルの巻き替えです。
無事に巻き替えを終え、再度組み付け完了です。




出力管のカソード電圧やその他の値をチェックしています。


★漸くレストア完了しました。 2025. 4. 5


内部は1台目と全く同じです。
立ち上がってすぐにバイアス調整をするので、本体を立てて検査します。


★まずは消耗品の電解ブロックコンデンサーのチェックです。
表に出ているオリジナルの高圧用ブロックコンデンサーです。3ブロックとも良い状態です。
こちらはバイアス用です。前のレストアで交換されています。2ブロックとも良い状態です。
バイアスセレンがダイオードに変更されています。やはりmodel 2はセレンがあるといいですね。カップリングコンデンサーはWEST-CAPに変更されています。ここは赤茶の純正Good-Allに戻したいところです。入力コンデンサーは残念ながらブラックビューテー160Pに換えられています。ここは音に大きく影響するので、やはりバンブルビーがお似合いです。当工房には極めて貴重な0.022uFの良品の在庫がたくさんあります。
メーターの巻き線抵抗です。かなり小さく出ています。この為やはりメーターのコイルの巻きなおしが必要かもしれません。
ツマミを回して電圧をチェックすると正規の電圧が掛かっているにも係わらずメーターは振れません。
(2025. 2. 28)
★メーターが振れない方の中の基板を外し、メーター端子の導通を測りました。
テスターはOL表示なのでやはりメーターコイルの断線です。
★メーター回路のチェックです。



再度各電圧をチェックします。左端の白いテスターはチョークトランス直後です。481Vで良い値です。右隣は高圧B1です。438Vで良い値です。右から2番目は高圧B2です。こちらも418Vで良い値です。右端はバイアスC電圧です。 -48.2Vで良い値です。
出力波形です。正弦波矩形波とも綺麗です。

★音が出なくメーターも振れない方を再検査しました。 2025. 2. 21
内部はそれなりにメンテされています。電源トランスは巻き換えられているようで、ラッキーです。#2のトランス類はどれも限界を過ぎているので、まだ巻き替えがされていない固体は遠からず巻き替えが必要になり、高額出費が待ち受けています。また、巻き換えをせずオリジナル状態では内部の巻線がボロボロで音も悪くなっています。
★最初の試聴風景です。
左のS/Nラベルの無い方は蚊の鳴くような小さな音しか出ません。頻繁にガサゴソ、バリバリとノイズが出ます。右のラベルの有る方は全く音が出ません。 両機ともかなり悪い状態です。
ヤフオクに出品されたのはオークションストアのようです。状態のコメントには
「通電・音出し・基本動作確認いたしましたが、ガリが御座います。」と表示されています。
微妙な表現ですね。 やはりオークションはこんなものかも知れません。
★電解ブロックコンデンサーのチェックです。
こちらも出力値です。電源を入れて10分ほど経つとかなりのノイズが検出されます。
Marantz model 2 初期型 赤メーターの2台です。 最近ヤフオクで落札され、直送でこちらに送って来られました。外観はかなり汚れが酷く余りメンテされていないようです。1台はシリアル番号のラベルが剥がれていて何番かわかりません。
調整後漸く正常な動きが出ました。 ただ今BIASレンジです。
全体の波形も綺麗です。周波数特性や歪み率、残留ノイズ等も良好です。2台のバランスや消費電力も2台とも合わせています。
バイアスチェックですが、どのレンジでもバイアスメーターが振れません。画像ではツマミはDCバランスのレンジですが指針は振れていません。このバイアスメーターは切れているようです。
極めて厄介な事になっています。
左テスターは高圧B1です。429Vで良好です。中央はバイアスC電圧です。こちらも-47.4Vで良好です。右テスターは出力電圧です。こちらは時間が経過しても変化はありません。
高圧のブロックコンデンサーです。こちらも3ブロックとも良好です。
★こちらはラベルの貼ってあるもう1台の方です。
★まずはラベルの剥がれている方です。
まずは真空管を検査します。
全てまあまあの状態で、まだ当分使えそうです。








