2019. 8. 4

★ これで当工房のコレクションの中で2桁台グリーンは2台になりました。

これを手に入れるのも前回のSN.10070番台と同様、かなりの費用が掛かりました。

これも偏狂的?Marantz7マニアの宿命です。(笑)



音は、これまでのレストア機と同じです。 普通にとても良い音です。












 

右側面とリヤパネルは70番台と同じブラウンハンマートーン塗装です。

2桁台はこの様に2トーンカラーが多く、全面グリーンは3桁台からになります。

こちらも当工房所有の70番台と同じく、なかなか渋い外観です。

こちらもMarantz model 7 史上最初期2桁台の10050番台グリーンハンマートーン塗装、博物館行き超プレミアム級の逸品です。

本機のグリーン色も当工房で以前から所有している10070番台と同じ、薄く深いグリーンです。
また同じく左側面と天板底板のみグリーンで、右側面とリヤパネルは通常のブラウンです。

やはり2桁台ではこの様な2色が多く、全面グリーンは200番台中間あたりから400番台始めになるようです。
当工房では全面グリーンは3台所有しています。

パネルも2桁台特有の薄板で研磨仕上げのゴールドです。これは3桁台後半からのパネルとは反射の仕方が違います。
当然角丸つまみ、細角スリット、茶ノブ、茶電源スイッチです。

勿論2桁台の特徴であるトーン回路のぶっといコンデンサーも健在です。

バランスボリュームもポッチ2つの純正クラロスタットです。

裏面です。こちらも電源回路はオリジナル状態に戻し、カップリングも良品バンブルビーです。

内部です。10070番台よりもきれいです。
2桁台の特徴であるポッチ2つの純正クラロスタットボリューム。空中線も5芯フラットケーブルで他の配線も2桁台だけの引き回しです。
他は完全良品バンブルビーや純正SPRAGUEのコンデンサー類に高圧セレン、電解ブロックコンデンサーなど、いつも通り全てこちらで正規仕様の良品に交換しました。
これが2桁台オリジナル内部の真の姿です。

こちらの左側面がグリーンです。

当工房所有機 Marantz7オリジナル 10050番台  概要