真空管は全てTelefunken ECC83 <>有の程度の良い物です。

最初期型特有の薄パネル、角スリット、焦げ茶のノブ、角丸のツマミです。完全オリジナル状態です。

2023. 6. 2 掲載

完全良品のバンブルビーコンデンサーが並んでいます。

低圧セレンも新品に交換しました。

裏面です。こちらも完全オリジナル状態です。

全てのバンブルビーはこちらで厳選した良品です。セラミックコンデンサーは純正SPRAGUEの新品に交換しました。ここはMarantz7のダイナミックさが決まる重要なところです。バンブルビーや他のコンデンサーに換えるとこの音は出せません。
フォノイコのカソードバイパスコンもMarantz7純正SPRAGUEの新品に交換しました。
これがオリジナルの白っぽく粉を吹いた状態では音にかなり影響が出ます。具体的には電源のレギュレーションに影響し、ラインアンプの音までぼやけてきます。

★内部です。こちらは徹底的にオリジナル状態を維持したままで良い音を追求しています。
これが音質を含めたMarantz7 S/N3桁台前半機本来のオリジナルの姿なのです。

いい雰囲気を出しています。Marantz7オリジナル最初期型グリーンハンマートーン塗装の逸品です。

リヤパネルもとても奇麗です。

天板に少し傷がありますが完全オリジナルの塗装です。
こちらのS/N 10300番台は全面グリーンハンマートーン色です。

Marantz7 SN.10300番台最初期型です。 こちらもグリーンハンマートーン塗装の大変貴重な逸品です。
フロントパネルはご覧のようにかなりゴールド感が強く、勿論3桁台初期特有の薄板研磨仕上げでスリットは角ばっています。
ツマミも角が丸くノブや電源スイッチはこげ茶色です。
本機は3桁台の中でも前半の極めて希少価値の高い逸品です。

S/N 3桁台をお持ちの方はこの画像のビスがなぜ1本浮かせてあるかご存知でしょう。見えないところで本機も極めて良い状態です。

天板に多少の傷があります。

★相変らず良い音で鳴っています。

当工房のMarantz7オリジナル S/N 3桁台グリーンはどれも極めて当時のオリジナルの音を再現しています。劣化した部品を使い続けてオリジナルの音と思っている方に聴いて貰いたいと思います。

これがミントの音なのです。











電源回路の高圧セレンと全ての電解ブロックコンデンサーはオリジナル仕様の新品に交換しました。ここは音の胆にあたる重要なパーツです。他ではこの様なオリジナル仕様の部品は持たないので劣化していても現状維持で交換されない場合が多いと思います。消耗品が劣化したままでは電源トランスまで逝ってしまいます。

外観は年代の割には奇麗です。電源コードは切れ掛かっていて危ないのでMarantz純正ベルデンの新品と交換しました。これで当分安心して良い音を堪能できます。

当工房所有機 Marantz7オリジナル最初期 SN.10300番台グリーン 概要