2024. 5. 27 検査
2024. 5. 29 レストア完了


★ レストア完了です。 2024. 5. 29
今回はほぼ部品交換で済んだので早く仕上がりました。
こちらもラインアンプの初段0.01uF/400 左チャンネルです。0.413Vの漏れです。
★上記以外のバンブルビーは問題無さそうです。本機を売却した当時はまだ当工房ではバンブルビーに特殊コーティングを施す前の時代なので、やはり経年で劣化が進んでいるようです。
こちらもラインアンプの初段0.01uF/400 右チャンネルです。0.409Vの漏れがあります。
こちらはラインアンプのよく不良になりやすい0.22uF/400の右チャンネルです。1.618Vと漏れがかなりあります。
★電源を入れる前に各電解ブロックコンデンサーのチェックです。

★レストア後の試聴エージング風景です。
今回は当工房でも特に音の良い14000番台(右)との聴き比べを行っています。どちらも極めて透明感があり、煌めくような中高音とおどろおどろしい低音はまさにバンブルビーの音です。他のコンデンサーではこんな音は出ません。
今回の交換部品です。
内部です。殆ど替わっていないように見えますがフォノイコのカップリングをブラックキャットから良品バンブルビーに換えました。カソードバイパスコンも不良のものを左右とも純正SPRAGUEの新品に交換しました。RIAA偏差が崩れていたのでイコライザーのコンデンサーを交換しています。
ライン右のカップリング 0.22uF/400も良品と交換しました。(右から4番目)
トーンが効かなかったのはロータリースイッチの接触不良でした。洗浄剤で接点を綺麗にしました。
良品バンブルビーが並んでいます。今回は特殊コーティングも施しています。


★最初の音出し風景です。
音的にはバンブルビーの良い音が出ていると思いますが、慣れた方では曇りぎみと感じられるのかも知れません。やはり一部のバンブルビーが劣化しているのでしょう。
トーンは言われるとおり高音のつまみを回しても反応しません。少し詳しく診てみる必要があります。
★バンブルビーの漏れチェックです。
こちらの右テスターは高圧B2です。264.9Vで良い値です。
左テスターはヒーター電圧です。17.59Vで少し低い値です。右テスターは高圧B1です。284Vで良い値です。
低圧φ35です。こちらも3ブロックとも良好です。


右チャンネル2段目で不良です。
★フォノイコのカソードバイパスコンのチェックです。
右チャンネル1段目で良好です。
★当工房で交換した高圧セレン低圧セレンとも良い状態です。
こちらの右テスターは低圧セレン直後です。25.62Vで良い値です。
こちらの右テスターは高圧セレン直後です。335.7Vで良い値です。
こちらの右テスターは高圧B3です。245.5Vで良い値です。
左チャンネル2段目で良好です。
★電源を入れて各電圧のチェックです。
左チャンネル1段目で良好です。


高圧先頭φ25です。3ブロックとも良好です。
高圧2段目φ35です。こちらも3ブロックとも良好です。
★当工房で交換した電解ブロックコンデンサーはどれも6年経った今でも非常に良い状態です。
本機は約6年半前に当工房が売却したものです。その後、オーナーが替わり取り扱い業者も何件か経由した後、今のオーナー様に渡ったようです。今回今のオーナー様が3年前に入手した時より音が曇っているように感じトーンも効かなくなったので修理を依頼されました。


裏面です。こちらは当時のままです。










内部です。イコライザーのカップリングコンデンサーがブラックキャットに交換されています。これ以外は売却した当時のままのようです。
Marantz7 S/N 10900番台 修理レストア依頼 概要
裏面です。こちらはラインのカップリングを2個良品と交換しました。



