全体にとても綺麗です。

リヤパネルです。こちらもほとんど傷は無くとてもきれいです。電源コードもオリジナルの良い状態です。

内部側面のスポンジも新しく張替えました。

ボリュームはMarantz7オリジナル初期型純正クラロスタットです。バランスボリュームともに良い状態です。

★内部です。

当工房所有機 Marantz7オリジナル初期型 S/N 17000番台 概要

裏面です。こちらも良い状態です。

こちらはS/N 10500〜12000番台に使われている 0.33uF/200 カップリングコンデンサーです。NOSの良品と交換しました。

低圧セレンも良品に交換しました。全ての電解ブロックコンデンサーはオリジナルで、こちらの検査では良品です。これで電源回路は完璧です。良い音とは電源回路で決まります。
いくらオリジナル状態でも、検査をしないで劣化した状態ではまともな音は出ません。

全て音の良いUSA仕様に交換しました。フォノイコのカソードバイパスコンも全てMarantz7オリジナル純正SPRAGUEの新品に交換しました。セラミックコンデンサーもオリジナル純正SPRAGUEの新品に交換しました。フォノイコのRIAA特性もきちんと調整しています。周波数特性も完全フラットでS/Nも良好です。

★ご希望の方に綺麗なウッドケースもあります。

本機はMarantz7オリジナルの中でもS/N 10001〜17000番台までの初期型と言われる中の最終17000番台です。初期型の中でも幾多の改良を重ね、音質的に尤も良い状態となりました。これを当工房で音の良い部品でレストアしています。
当然、音は極めて良く、当工房の他のMarantz7オリジナルと比べても遜色の無い良い音に仕上がっています。

本機のパネルは奇麗なシャンパンゴールド。ツマミも腐食も無く奇麗です。天板に細かい傷が少しあります。両側面や底板、リヤパネルは殆ど傷は無く奇麗です。

高圧セレンも交換しました。Marantz7の音は良品の高圧セレンで決まります。
元々付いていたオリジナルの電解ブロックコンデンサーは、こちらの検査では全て良品です。

★試聴エージング風景です。

丁度Marantz8Bオリジナルと一緒にエージングを行っています。

オールバンブルビー機に迫る透明感と極めてクリヤな音は、クラシックやJAZZに最適です。



★ただ今静かにモーツアルト交響曲33番をカラヤン指揮のレコードで聴いています。滑らかに漂う情感が私の心を癒してくれます。

今度は、中村紘子のピアノでショパンです。透き通ったピアノの調べは、まさに生きている喜びを感じさせてくれます。








長い間禁煙環境で使われてきたのか内部はとても奇麗です。当工房で音の良い代品のコンデンサーを使ってレストアしました。