1ヶ月前にこちらでレストアしたものです。CDを聴いていると突然左の音が大きくなりボリュームが効かなくなったので再修理を依頼されました。
症状から推測すると、背面のRCA端子の接触不良からアース浮きが発生し回り込みで入力信号が直接出力されたと考えます。
Marantz7の筐体はアルミなので経年で腐食し、このように接触不良を起こすことが多くあります。

2024. 7. 31 検査
2024. 8. 23 修理完了

内部です。 余り変わっていませんが、後のRCA端子に渡りを掛け念のため電源の低圧用電解ブロックコンデンサーをオリジナル仕様に交換しました。

裏面です。こちらは電源ベース以外は余り変更はありません。

修理後の試聴です。問題のTV端子に入力しています。特に問題なく安定しています。

★修理後の試聴エージング風景です。


安定した良い音が鳴っています。











交換部品です。復刻#7の低圧用電解ブロックコンデンサーの径はφ25です。この為オリジナル仕様の電解ブロックコンデンサーの径はφ35なのでベースごと交換になります。

後のRCA端子です。結構アースが浮いていましたが、全ての端子に渡りを掛け完全にアースが取れるようになりました。

音漏れは低圧用ブロックコンデンサーの不良から出る場合もあるので念のため新品交換しました。復刻#7はあいにくオリジナルと仕様が違うのでベースごと交換です。

電源ベースとラグ端子は新品です。


★漸く再修理完了です。                                                   2024. 8. 23

こちらは同じくAUXの右です。 0.1Ωあります。他は0Ωです。

とりあえずAUX左の端子と筐体の接触抵抗を測ります。 0.4Ωあります。結構不安定なので腐食が進んでいるようです。

★通常はこの程度であればそれ程問題は無いのですが、時間の経過による温度変化でいきなり完全に接触不良に至ることがあります。

因みに、右画像の左白テスターは高圧B1で276.0Vと極めて良い値です。右テスターはヒーター電圧です。こちらも18.62Vで良い値です。
前回レストアした通り全体的に良い状態です。

測定器を繋いでこのまま数時間様子を見ます。

Marantz7レプリカ レストア依頼 概要