

Marantz7レプリカ レストア依頼 概要


2024. 6. 11 検査
2024. 6. 21 レストア完了
内部です。今回は電源が良い状態なので各回路を中心に劣化したコンデンサー類を交換しています。各カップリングコンデンサーは全て音の良いUSA仕様に交換しました。フォノイコのRIAA偏差コンデンサーは正確な値のマイカコンに交換しました。ラインのセラミックコンデンサーはオリジナル純正SPRAGUEの新品に交換しています。
裏面です。こちらのカップリングはMarantz7オリジナル後期純正のGoodAll-TRWの新品を使いました。トーン回路後のカップリングもオリジナル10500〜12000番台に使用される黄色のSPRAGUE NOS品に交換しました。低音の解像度が違います。

★レストア完了です。 2024. 6. 21
4個とも良好です。
★電源を入れる前に各電解ブロックコンデンサーのチェックです。

こちらは残留ノイズです。ミリバルのメーター読みで左右とも 0.0001V以下と極めて良い状態です。波形も最小レンジでこの静けさです。こちらで使用するカップリングコンデンサー黒いUSA仕様はここまで良いSNになります。
黄色のSPRAGUEです。
★レストア後の試聴エージング風景です。
良い音が流れています。
エラールのピアノでショパンの名曲を聴いています。
復刻セブンもここまで良い音になります。
交換部品です。怪しい俵積みを撤去し、殆どのカップリングコンデンサーを交換しました。
セレクタースイッチが硬くて回らないと言われるのでグリスアップを行っています。特に復刻セブンは硬く、グリスアップしても余り効果はないようです。
出力波形のチェックです。良い波形が出ています。周波数特性、歪率とも良い値です。
左テスターは高圧B1です。 274.1Vで良い値です。右テスターはヒーター電圧です。 18.50Vで良い値です。
こちらの左テスターは高圧B2です。 260.6Vでまあまあの値です。
こちらの左テスターは高圧B3です。 240.2Vで良い値です。









★レストア後の各電圧確認です。




左テスターはヒーター電圧です。18.63Vで良好です。右テスターは高圧B1です。272.7Vで良好です。
こちらの右テスターは高圧B2です。255.9Vで良好です。
こちらの右テスターは高圧B3です。236.1Vで良好です。
★最初の音出し確認です。
一応音は出ます。少し高域がキンキン、荒く感じます。
フォノイコは大丈夫ですが、ラインアンプで低域が弱く感じます。
こちらはラインのセラミックコンデンサーです。容量が抜けて左右とも不良です。
★電源を入れて各電圧チェックです。
フォノイコのRIAA偏差コンデンサーです。まあまあの値です。









こちらは低圧φ35です。こちらも3ブロックとも良好です。
高圧2段目φ35です。こちらも3ブロックとも良好です。
高圧先頭φ25です。3ブロックとも良好です。
★フォノイコのカソードバイパスコンです。
長い間メンテしていなかったのでレストアを依頼されました。

裏面です。こちらは完全な復刻オリジナル状態です。

ラインアンプ最終カソードフォロア後のコンデンサーが大盛りの俵積みになっています。危ない状態です。

内部です。なんだか変なことになっています。