Marantz 7レプリカ レストア依頼 概要
★レストア後の各電圧チェックです。
裏面です。こちらも全く手付かずです。
★まずは電源回路の各電解ブロックコンデンサーのチェックです。
2025. 7. 22 検査
2025. 7. 30 レストア完了
交換部品です。
こちらの左テスターは高圧B3です。 243.1Vで良い値です。

裏面です。
★レストア完了です。 2025. 7. 30

こちらに届いた時のトーンのツマミの位置です。少し気になります。


電源回路のブロックコンデンサーは全てオリジナルと同じタイプで、今回はアルミフレームや抵抗、配線ともアッセンブリー交換を行っています。
最近のコンデンサーでは最もバンブルビーに近い透明感を出してくれるカップリングコンデンサーに全て交換しました。 フォノイコのカソードバイパスコンは全てオリジナル純正SPRAGUEの新品に交換しました。
コンピューター解析で各歪みを測定します。 どれも良い値です。
左右出力の残留ノイズです。 ミリバルのメーター読みで、左右とも 0.8mVと非常に良い値です。
こちらの左テスターは高圧整流ダイオード直後です。 321.6Vで良い値です。
こちらの左テスターは低圧整流ダイオード直後です。 26.09Vで良い値です。
左テスターは高圧B1です。 279.3Vで極めて良い値です。右テスターはヒーター電圧です。 19.06Vで良い値です。
こちらの左テスターは高圧B2です。 261.7Vで良い値です。
アッセンブリー交換した電源回路です。オリジナルと同じ純正A&Bの抵抗を使用しています。
内部です。 ガラリと様子が変わりました。
★レストア後の試聴エージング風景です。
これはいいですねー。 これぞMarantz7の音です。
繊細な中高音、堂々とした低音。 こちらのオリジナルのバンブルビー機を思わせるような音の広がり、透明感!
ちょっと意外です。♪





左右の出力波形です。 左右とも綺麗な波形が出ています。 周波数特性も良好です。







配線や抵抗類は全て新品のアッセンブリーです。 組み込み前の状態です。





★最初の試聴風景です。
音は聴いてみるまでも無いと思ったのですが、電源の状態が悪いので音にどれだけ影響があるか確かめてみました。
やはり音は雑でキンキンした音です。フォノイコはギーといった発振系の雑音とノイズが出ています。
酷い音です。
時間が経つと少し収まっています。やはり電源の影響が大きいようです。
こちらの右テスターは高圧整流ダイオード直後です。 325.8Vで良い値です。
こちらの右テスターは低圧整流ダイオード直後です。 26.17Vで良い値です。
左右出力の残留ノイズです。左右とも良好です。
こちらの右テスターは高圧B3です。 248.1Vで良い値です。
左テスターはヒーター電圧です。ブロックコンデンサーが完全に抜けているので低く出ています。
右の白いテスターは高圧B1です。 282.8Vで良い値です。
こちらの右テスターは高圧B2です。 265.6Vで良い値です。
こちらは高圧2段目φ35です。状態はまあまあですがESRが高いブロックがあります。
★フォノイコのカソードバイパスコンです。
内部です。全くメンテの手が入っていません。
特に問題は無いが、良い音になるようレストアを希望されました。









4個ともまあまあの状態です。
★電源を入れて各値を調べます。





高圧先頭φ25です。こちらは3ブロックとも3倍ほどに容量が膨らんで破裂寸前です。
低圧φ35です。こちらは3ブロックとも完全に容量が抜けて不良です。復刻はタイプがオリジナルと違うので3本組んだアッセンブリー交換になります。

