
2024. 11. 26 検査
2024. 11. 27 完了
電源スイッチを入れてから暫く経った状態です。こちらは右チャンネルからAC3.296Vものノイズが出ています。通常プリアンプの最大出力は1V程度なので、この3V超の電圧ではパワーアンプではフルパワーを越した爆音のノイズが出ている事になります。


★いつもは最初の音出しを行いますが、今回は爆音のノイズが発生しているのでスピーカーと私の心臓を飛ばさないために試聴は行いません。
本機もパネルを触るとピリピリと感電するので筐体コンセント間の漏れ電圧を測定します。
画像のようにAC194.8Vの電圧が検出されます。電源トランスの漏電でかなり危ない状態です。
こちらの右テスターは高圧整流ダイオード直後です。315.6Vで少し低い値です。通常ダイオードは殆ど劣化しないので、これは恐らく電源トランスの出力低下が考えられます。
いつもは低圧ダイオード直後も検査しますが、本機は回路がぐちゃぐちゃで危ないので低圧の電圧測定は割愛します。
★検査完了 2024. 11. 27
オーナー様に伺うと、本機はやはり5年程使われていません。 また、検査をするとこれは復刻#7では無く #7kでした。
当工房では#7kは最初の組み立てられる方の技量に左右され、中にはとんでもない状態のものまであり直すのに散々苦労してきました。
この為、最近は#7kのレストアはご遠慮させて頂いています。
本機もこのとんでもない状態なのでレストアは行わず、このままお返しすることにしました。
裏面です。ほぼ、やりたい放題です。
こちらの右テスターは高圧B3です。239.3Vでまあまあの値です。
コンセントを刺しただけですでに右出力端子からAC0.935Vのノイズが出ています。左も微かに出ています。いやな予感がします。
いつもはブロックコンデンサーのチェックを先に行いますが、今回は全く違う回路なので取りあえず各電圧をチェックしてみます。
★こちらは出力端子の残留ノイズを計測しています。左右のテスターはそれぞれ左右の出力に対応します。
以前どこかでレストアされています。いろいろなものを交換されています。



こちらの右テスターは高圧B1です。273.3Vでまあまあの電圧です。左の白テスターはヒーター電圧です。こちらも17.6Vで少し低い値です。
こちらの右テスターは高圧B2です。256.3Vで少し低い値です。






電源回路は完全に独自回路です。

電源回路は国産の部品で大改造されているようです。ブロックコンデンサーが1本足りません。
どういう状態か検査を依頼されました。
Marantz7R 修理レストア依頼 概要