2025. 12. 17 検査
2026. 1. 26 修理完了

裏面です。何だかいつもの配線と違います。妙にアース線が違う配置になっています。何かあるのでしょうか?

★まずは電源の電解ブロックコンデンサーのチェックです。

電源トランスを特注品に交換しました。ブロックコンデンサーも3本ともオリジナル純正仕様の新品に交換しました。

修理後の内部です。コンデンサー類の目立った変更はありませんが、今回は配線の不具合を見直しました。

★修理後の試聴エージング風景です。

フォノの音洩れによる他の音の混入はかなり改善できたと思います。
特に気になるところも無く、良い音で鳴っています。









 

交換部品です。ヒューズは0.8Aが付いていたので、正規の0.5Aに戻しました。パイロットランプも暗くなっていたので新しいものと交換しました。

音洩れが目立ったフォノの配線を全てシールド線に交換しました。また、外してあったテープヘッド調整ボリュームの配線を元に戻しました。その他、セレクター周りの配線をいろいろ変更しています。このキットは配線間違いが結構あります。

RCA端子の渡り配線です。

こちらの左テスターは高圧整流ダイオード直後です。 367.8Vで良好です。

こちらの左テスターは低圧整流ダイオード直後です。 27.16Vで良好です。

★ 電源トランスと各ブロックコンデンサーも交換したので各電圧等を計ります。

左右の出力波形です。 正弦波、矩形波とも綺麗です。周波数特性も良好です。

こちらの左テスターは高圧B3です。 242.1Vで良好です。

左テスターは高圧B1です。282.1Vを示し良好です。右テスターはヒーター電圧です。 19.8Vで良好です。

こちらの左テスターは高圧B2です。 262.0Vで良好です。


★ 修理完了です。                                            2026. 1. 26

こちらの右テスターは低圧整流ダイオード直後です。 こちらは26.39Vで良い値です。

こちらの右テスターは高圧整流ダイオード直後です。 こちらも314.3Vと少し低い値です。

こちらの右テスターは高圧B3です。 こちらも224.3Vと少し低い値です。

低圧φ35です。予想通り完全に導通不良です。

高圧2段目φ35です。こちらは容量がかなり少なくなっています。

内部です。最初に組まれた状態から、その後メンテされていないようです。

音漏れがするので修理を依頼されました。通常Marantz7の音洩れは裏のRCA端子のアース浮きと電源の電解ブロックコンデンサーの不良が原因です。

★最初の試聴です。

普通に音は出ていますが、やはりレコード再生時にCDの音が洩れて聴こえてきます。

それより心配している漏電は、こちらのシステムではフォノイコからブーンと言う音が出て洩れた電圧が回り込んでいます。
危ないので早々に試聴は切り上げます。







 

検査中にフロントパネルを触るとピリピリと感電したので、筐体-コンセント間の漏れ電圧を計りました。 何と、AC217.8Vの漏電です。 電源トランスからの漏電で大変危険です。

こちらは電源トランス2次側高圧の電圧です。 AC274.5Vで少し低い値です。#7kはオリジナルと違って高圧の整流はセレンではなくダイオードを使います。ダイオードは経年劣化は少ないので、やはり電圧低下の原因は電源トランスの不良です。

左テスターはヒーター電圧です。19.67Vで良好です。右テスターは高圧B1です。 267.6Vで少し低い値です。

こちらの右テスターは高圧B2です。 こちらも247Vと少し低い値です。

こちらも導通不良です。

高圧先頭φ25です。こちらはESRが異常に高い状態で不良です。

コンピュータ解析です。 各歪も良好です。




 

Marantz 7k 修理依頼 概要

残留ノイズです。左右とも1mV以下で良好です。

★電源を入れて各電圧を計ります。