2025. 5. 30 検査
2025. 6. 16 修理完了


原因を探るため、まず真空管をチェックします。

内部です。 購入された当時のままです。

★修理後の試聴エージング風景です。
良い音が復活しました。

簡易的に消費電力を測ります。 153Wで良い値です。この値で出力管のプレート電流、バイアス等が簡単に推測できます。
交換部品です。




左の白テスターは高圧B1です。 428Vで良い値です。右テスターはバイアスC電圧です。-48.7Vを示し良い値です。
左右の出力波形と周波数特性、歪み、残留ノイズ等のチェックです。



バイアスセレンとバイアス用ブロックコンデンサーを交換しました。
燃えたスクリーングリッド抵抗は耐圧の大きいものに交換しました。
★電源を入れて各値を測定します。
★修理完了です。 2025. 6. 16

★以上の検査よりバイアスセレンが過熱で不良になり、たまたまB2の出力管のスクリーングリッド抵抗が先に焼けたと推測します。
この状態ではまだ電源は入れられないので、焼けた抵抗を交換した後に各電圧を計り他の不具合が無いかチェックします。
★バイアスセレンの導通チェックです。
3本とも全て良好です。
6年前に当工房から購入されたものです。今回、中から煙が上がったので修理を依頼されました。
逆方向に導通があります。バイアスセレンの不良です。
バイアス用電解ブロックコンデンサーのチェックです。
こちらも一部のブロックでESRが高くなっています。不良です。







ドライブ管の1本がそろそろ寿命が来ています。
出力管は4本とも良好でまだまだ使えます。
★電源の電解ブロックコンデンサーをチェックします。

よく見ると出力管のB2のスクリーングリッド抵抗が焼けています。
煙はここから上がったようです。
Marantz8Bオリジナル 修理レストア依頼 概要