Marantz9オリジナル 修理依頼 概要

2025. 1. 7 検査、修理完了

内部です。以前レストアしたままの状態です。目視では特に問題は無さそうです。

V6の出力管をこちらでストック品に交換してみます。交換後は正常にバイアス調整ができ変なノイズは無くなりました。

電源投入後の消費電力量です。142Wで特に問題は無さそうです。

ヒューズを交換して電源を入れてみます。

★試聴風景です。修理品は右チャンネルで左チャンネルは当工房所有の#9レプリカで聴いています。

これでまた普通に良い音が聴けます。












出力管を交換して各電圧等を確認した後試聴を行っています。

こちらは上の画像の出力端子のノイズです。少し時間が経つと結構なノイズが出ます。実際には瞬間的に0.3V位まで計測しているので爆音になります。

電源投入後暫く経った後の各バイアスメーターの振れです。
(チェックの為、逆さまです)
これはV8,V7,V5の状態です。この後時間経過と共に少しずつ上がってゆきます。

こちらは左と同時期のV6のメーターの振れです。バイアスが上がらないようです。調整ボリュームを回しても変わりません。

左テスターはバイアスC電圧です。 -44Vを示し良好です。中央のテスターは高圧B1です。こちらも467Vを示し良好です。右テスターは出力の残留ノイズです。0.009Vを示しまあまあの状態です。

数年前から当工房でレストアしたMarantz9オリジナルです。今度は突然大きな音が出て電源が切れたので修理を依頼されました。

大きなノイズが出始めてからV6のバイアスメーターが振り切れています。このときも調整ボリュームは効きません。大きなノイズや電源ヒューズが飛ぶのはこの真空管の不良です。