2021. 4. 16 検査
2021. 6. 7 レストア完了
2021. 6. 8 再調整

★2台目です。

高圧側です。こちらも良い値です。

バイアスC電源です。少しESRが高い状態です。

殆どオリジナル状態です。

こちらもバイアスセレンはマッキン純正仕様の新品です。

★試聴エージング風景です。


やはり殆どの消耗部品が新品なのでノイズが極めて少ない状態です。

マッキンの力強い音が堪能できます。









こちらの右テスターは高圧B3です。170.2Vを示し良好です。

★レストア後の各電圧チェックです。

右テスターは高圧B3です。152.3Vを示し良好です。
こちらは高圧B2です。343.1Vを示し良好です。

バイアスセレンもマッキン純正仕様の新品に交換しました。

電解ブロックコンデンサーはオリジナル仕様の新品に4本とも交換しました。

こちらも1台目と全く同じ状態にしました。

左テスターはバイアス電圧で-151.6Vを示し良好です。右テスターは高圧B1です。435Vを示し良好です。

初段管のカソードバイパスコンはMarantz純正SPRAGUEの新品に交換しました。

★レストア後の各電圧チェックです。

電解ブロックコンデンサーを4本ともオリジナル仕様の新品に交換し、他の小さな電解コンデンサーも全て交換しました。バンブルビーの殆どは良品でしたが初段管の0.22uF/400のみブラックビューティーに交換しました。


★ レストア完了です。                                               2021. 6. 7

今回はオーナー様から長く使いたいので殆どの消耗部品を交換して欲しいとのご要望を頂きました。

★1台目です。

カソードバイパスコンです。ESRが高く不良です。

こちらは少しESRが高い状態です。

初段管のカソードバイパスコンです。少しESRが高い値です。

筐体N極間の漏れ電圧です。AC45.4Vでまあまあの値です。

高圧B3です。こちらもかなり下がっています。

1台目です。入力側と先頭のバンブルビーが絶縁不良を起こしています。




2台目です。こちらも同じく入力側と先頭が絶縁不良です。

カップリングコンデンサーの片足を外して単体の絶縁検査です。

★1台目です。

筐体N極間の漏れ電圧です。AC52.1Vで少し漏電があります。

高圧B1の値がかなり下がっています。バイアスも1台目と比べて10V程下がっています。

高圧B2です。こちらもかなり下がっています。

バイアスC電源の電解コンデンサーです。こちらは良好です。

こちらのブロックは少し抜けています。

高圧の電解ブロックコンデンサーです。こちらのブロックは良い状態です。

★2台目です。

カソードバイパスコンです。ESRが高く不良です。

こちらは少しESRが高い状態です。

初段管のカソードバイパスコンです。少しESRが高い値です。

高圧の倍電圧片側です。良い状態です。

高圧倍電圧のもう片側です。こちらも良い値です。

★まずは各電解ブロックコンデンサーのチェックからです。

McIntosh MC-75 検査レストア依頼機 概要

交換部品です。2台分なので大物が大量にあります。

ブロックコンデンサーの刻印部が膨れています。

最終的にバンブルビーはそれぞれもう1本交換になりました。

試聴エージングの結果、入口側のバンブルビーも交換になりました。画像の様に2台ともBlack-CATです。この場所でこの容量は珍しく、選択の種類は限られています。

こちらの右テスターは高圧B2です。368.3Vを示し良好です。

左テスターはバイアス電圧で-153.9Vを示し良好です。右テスターは高圧B1です。441Vを示し良好です。

高圧倍電圧のもう片側です。こちらは容量がかなり抜けています。ESRも高い値です。

この抜けた電解コンデンサーの損失係数です。かなり悪い状態です。

高圧倍電圧の片側です。容量はあるもののESRがかなり高い値です。