内部です。音の抜けが悪いブラックビューティー(160P)とビタミンQを排除し、音の透明感で定評のあるUSA仕様のコンデンサーに交換しました。バンブルビーはそのまま残しています。

こちらも表面のラインアンプ右の 0.22uF/400です。 1.971Vの漏れがあります。

こちらは表面のラインアンプ左の 0.22uF/400です。 1.944Vの漏れがあります。

2024. 6. 22 検査
2024. 7. 14 レストア完了

★フォノイコのカソードバイパスコンです。

内部です。いろいろ変更されているようです。

交換部品です。

最初の検査でチェックしなかった最終段出力コンデンサー バンブルビー0.022uFの片側の足を外して単体チェックを行っています。左右ともOL表示で完全良品です。

完全にオリジナル状態に戻した電源回路です。抜けていたチューブラコンはドイツRDEの信頼できるものに交換しました。

横一列の小さなカップリングコンデンサーはMarantz7オリジナル純正のGooAll-TRWの新品に交換しました。音の抜けと繊細さが違います。

こちらの白テスターは高圧B2です。こちらも282.5Vで極めて良い値です。

こちらの白テスターは高圧B3です。こちらも249.3Vで極めて良い値です。

残留ノイズです。ミリバルのメーター読みで0.2mVと0.3mVを示しています。レストア前の1/20まで下がりました。オシロも最小レンジで波形の乱れはありません。

左右の出力波形です。綺麗な波形が出ています。周波数特性や歪率も良好です。

★レストア後の試聴エージング風景です。

かなり抜けの良い通る音になりました。通常のC22では聴けない音です。しかもマッキンの押し出しの強さも引き出しています。

特に、クラシックでも繊細な良い音が聴けます。








左の白テスターは高圧B1です。300.1Vで規定通りです。右テスターはヒーター電圧です。こちらも19.33Vで極めて良い値です。

★レストア後の各電圧チェックです。

裏面です。主に電源回路を完全なオリジナル状態に戻しました。

フォノイコのカーソードバイパスコンは同じ仕様のMarantz7オリジナル純正SPRAGUEの新品に交換しました。

電源の電解ブロックコンデンサーは3本ともオリジナル仕様の新品に交換しました。


★レストア完了です。                                       2024. 7. 14

★最初の試聴音出しを行っています。

始めはかなり荒い音が出ますが、次第に落ち着いてバンブルビーらしい透明感ある音に変ります。少しノイズも感じますが全体としてはまあまあ良い音です。

マッキン特有の、低域が少し膨らんでぼんやりしています。

電源回路は以前他のレストア屋さんがご苦労されて抜けているブロックコンデンサーに市販の電解コンデンサーをパラに接続されました。しかし、電圧は確保されたものの抜けたブロックコンデンサーをそのまま使用されているのでこの影響から追加された電解コンデンサーの能力が発揮できず、少し脈流が乗った状態のB電圧が各回路に供給され、ノイズとなって音に乗ってきています。

マッキンの電源回路は極めて特殊なので他のレストア屋さんは必ず改造して何とか電圧を確保します。しかし、きちんと正規の正常な回路に戻さないとこの影響は低音のぼんやり感に反映され、これがマッキン特有の音となって皆さん聴いています。


こちらはフォノイコ右の0.22uF/400 です。 0.437Vの漏れです。

こちらもフォノイコ左の0.22uF/400 です。 0.418Vの漏れがあります。

裏面のフォノイコの片側 0.01uF/400 に0.86Vの漏れがあります。

左右出力の残留ノイズです。左右とも0.004Vで少しノイズがあります。恐らく電源に少し脈流が乗っているのでしょう。

★こちらはまだ残っているバンブルビーのチェックです。

こちらのテスターは低圧整流ダイオード直後です。28.35Vで良好です。

こちらのテスターは高圧セレン直後です。340.4Vで良好です。

こちらのテスターは高圧B2です。281.0Vで良好です。

こちらのテスターは高圧B3です。247.7Vで良好です。

左チャンネルは機能しています。

★電源を入れて各電圧のチェックです。

右チャンネルです。完全に抜けています。このせいで後の最初の音出しでは右チャンネルに音漏れがあります。

全ての電解ブロックコンデンサーにケミコンを追加されています。恐らくオリジナルのブロックコンデンサーは全滅でしょう。

唯一何もしていないチューブラコンを検査してみますが、やはり完全に抜けています。

綺麗なMcIntosh C22オリジナルです。今回10年以上メンテナンスしていなかったのでオーバーホールを依頼されました。

左の白テスターはヒーター電圧です。 19.73vで良好です。右テスターは高圧B1です。296.7Vで良好です。

McIntosh C22オリジナル レストア依頼機 概要

コンピューター解析です。

裏面です。電源回路にご苦労された跡があります。