McIntosh C22オリジナル レストア依頼機 概要

★レストア後の各電圧等のチェックです。

2025. 11. 8 検査
2025. 12. 2 レストア完了

こちらの左テスターは高圧B3です。こちらも262.2Vと非常に良い値です。

内部です。 ガラリと雰囲気が変わりました。

★レストア後の試聴エージング風景です。

とてもすっきりとした良い音になりました。 カップリングコンデンサーを換えるとこんなにも音が変わります。
特に中高音の綺麗さは電源回路に拠るものです。やはり新しいに越したことはありません。

こちらにたくさんあるオールバンブルビーのMarantz7と遜色の無い透明感です。










コンピューター解析です。 各歪みも良好です。

残留ノイズです。ミリバルのメーター読みで左0.5mV, 右0.7mVと極めて静かです。

交換部品です。

こちらの左テスターは低圧整流ダイオード直後です。こちらも28.29Vと非常に良い値です。

こちらの左テスターは高圧セレン直後です。こちらも354.9Vと非常に良い値です。

こちらの左テスターは高圧B2です。こちらも286.3Vと非常に良い値です。

左右の出力波形です。矩形波、正弦波とも綺麗です。周波数特性も良好です。

左テスターは高圧B1です。 302.0Vと非常に良い値です。右テスターはヒーター電圧です。こちらも19.29Vと良い値です。

高圧セレンを2個ともオリジナル仕様の新品に交換しました。

裏面です。こちらもカップリングコンデンサーはマランツ純正のGoodAll-TRWに交換しました。

カップリングコンデンサーを全て音の良いものに交換しました。

電源回路はブロックコンデンサーを3本とも全てオリジナル仕様の新しいものに交換しました。


★レストア完了です。                                            2025. 12. 2

★電源を入れて各値を測ります。

こちらの右テスターは低圧整流ダイオード直後です。こちらは27.93Vで良い値です。

こちらの右テスターは高圧セレン直後です。こちらも325.8Vとかなり下がっています。高圧セレンの不良です。

★以上の各電圧の他、各カップリングコンデンサー類には異常はありません。

こちらの右テスターは高圧B3です。こちらも241.8Vとかなり下がっています。

同じく右チャンネルです。こちらはまあまあの状態です。

裏面です。こちらも特にメンテされた様子は無く、珍しくオリジナル状態です。

★まずは消耗品のブロックコンデンサーのチェックです。

内部です。特にメンテされた跡は無さそうですがブロックコンデンサーは1本交換されています。

とても綺麗なMcIntosh-C22オリジナル後期型です。最近、某ショップから3ヶ月保障で購入されたものです。特に問題は無いのですが、音がいまいちなのでもっと良い音になるようレストアを依頼されました。

★最初の試聴です。

聴くまでもなかったのですが、予想通りC22オリジナル後期型の音です。特にノイズや異音は無く商品としては問題は無いのですが、音は例によってパッとしないブラックビューティー(160P)の音です。
オーナー様もこの音なら何とかしたいと思われたのでしょう。


少し時間が経ってくると音に雑味が出て少し荒れた音になってきます。やはりブロックコンデンサーの劣化が音に出てくるようです。良い音は電源が重要です。










こちらは低圧から高圧に入る倍電圧用です。まあまあの値です。

フォノイコのカソードバイパスコンの左チャンネルです。少し容量が抜けています。

★消耗品である電解ブロックコンデンサーは、測定して一見まだ大丈夫に見えてそのまま使うケースが殆どです。しかしどれも年数が経って必ず劣化しています。しかもC22のブロックコンデンサーは高圧用と低圧用が混在し、極めて特殊な回路なので劣化していても交換できる代品はありません。この為、全てのレストアでは大改造されます。

左テスターはヒーター電圧です。 18.88Vを示しよい値です。右テスターは高圧B1です。 278.6Vでかなり下がっています。

こちらの右テスターは高圧B2です。こちらも265.4Vとかなり下がっています。

高圧先頭です。容量が膨れESRも高い状態です。

こちらも高圧2段目φ35です。こちらは前に交換されていますが少し容量が抜けてESRも高い状態です。

こちらは低圧です。こちらは容量がかなり膨れています。

高圧用のブロックコンデンサーが交換されています。