ラインアンプのよく不良になるカップリングコンデンサーを音の良いものに交換しました。これで左右とも同じ音量になり、音もMarantz7オリジナルのように澄み切った音になりました。

出力波形を見ています。やはり右側の出力が落ちています。

上段が右チャンネル、下段は左チャンネルです。左のミリバルの針も同様の値を示しています。

2022. 9. 1 検査
2022. 9. 5 修理完了

★修理完了です。                                           2022. 9. 5


左の白いテスターは高圧B電圧です。 297.3Vで丁度良い値です。中央はヒーター電圧です。こちらも19.64Vで良い値です。右テスターはイルミネーション用でAC20.51Vを示し、こちらも良い値です。

★修理後の試聴エージング風景です。

透明感溢れる良い音になりました。











交換部品です。

各電圧の測定です。抵抗類を交換して調整しました。

左テスターは高圧B1です。少し高い値です。中央のテスターはヒーター電圧です。こちらも少し高くなっています。右テスターはイルミネーション用交流電圧です。こちらもヒーター同様少し高くなっています。

1年程前にこちらで電源回路の修理を行いました。今度は片側の音が小さくなったので再修理を依頼されました。

各回路を順番に当たって行くとラインの2段目のカップリングコンデンサー辺りから既に小さくなっています。ここはよく壊れやすい所です。

★各電圧を測ります。

前回は電源廻りのみ修理を行い、各回路はそのままです。

McIntosh C22 修理依頼機 概要