トーン回路のコンデンサーもブラックビューティーに交換しました。

幾つかの抵抗は音の良いAMRGに交換しました。

イコライザーのコンデンサーは全て交換しました。

2020. 9. 24 検査初掲載
2020. 9. 30 レストア途中経過
2020.11. 4 レストア完了

1台目と同じで抵抗とGoodAll-TRWに交換しました。

こちらもイコライザーは値が変わった抵抗とコンデンサーを交換しました。

画像では目だった変更は少ないですが、フォノイコのイコライジングのセレクターの裏は全て交換しました。
基板上のオレンジのコンデンサーも音の好みからGoodAll-TRWに交換しました。

★1台目、Audio Consolette です。

ノイズを出すのは各プレート抵抗やカソード抵抗類です。
順番にチェックして行きます。

★2台目Audio Consoletteです。

左下のイコライジングカーブのコンデンサー類を外し全てチェックします。

★1台目model1です。

こちらもイコライジングカーブのコンデンサーを外し全てチェックです。

Marantz#1 修理レストア依頼機 N.Y様 概要

★試聴エージング風景です。

漸く違和感もなく良い音が聴けました。

かなりレコードを聴いていますがカサコソ音や異音は確認できません。

イコライジングカーブも各レンジ適正な値なので低音もよく出ています。















以前外した抵抗類やコンデンサーを一部戻したので交換部品が少し少なくなりました。

当工房ストックの6本組のtelefunken ECC83<>有に交換してみました。音のバランスが良くなります。透明感も増します。

真空管をオーナー様のストック品に交換しました。音の左右のゲインが変わり、以前完全にボリュームのレベルが違っていましたが、交換すると余り違わなくなりました。

こちらも上のmodel 1と同様に各部品を交換しました。

電解コンデンサーはESRが高いので新品に交換しました。

★こちらはAudio Consolette です。

オレンジドロップは戻しました。やはり相性のようです。フォノイコの全てのイコライジング素子は正確な値に交換しました。一部残っていたバンブルビーも不良なので代品に交換しました。
フォノイコの入口のカップリングをフランス製に交換しました。こちらのMKe-1と同じです。音に張りが出てきます。

★漸くレストア修理完了です。                                     2020.11.4

以前レストア途中経過で或る程度良い音になったと思ったのですが、こちらのMKe-1と比べるとどうも納得がいかず、あれから1ヵ月以上いろいろ取り組んでいました。

交換した抵抗やコンデンサーも一部戻しています。







★最終的なmodel 1の内部です。

★試聴エージング風景です。

Marantz 2 に繋いで聴いています。

伸び伸びとした臨場感はさすがのmodel 1とConsoletteです。

フォノイコも低音が出るようになりました。

★2台目、model 1 です。

交換部品です。大量の抵抗とコンデンサーがあります。

裏面です。こちらは主にフォノイコのカソード抵抗を交換しました。

トーン回路もブラックビューティーに交換しました。

★レストア途中経過です。                                          2020. 9. 30

今回は主に抵抗類とフォノイコのイコライザーカーブのコンデンサーを交換しました。
特にイコライザーのコンデンサーと抵抗は全て規定値に合わせ、正確な特性を目指しています。

約1年半前に当工房でレストアした Marantz model 1及びAuddio Consoletteです。
今回Audio Consoletteのフォノイコからカサコソとノイズが出るようになったので修理を依頼されました。
最初の音出しでは特に確認できませんが恐らく時間が経って温まってくると出るのかも知れません。
しかし、ラインの音は相変わらず極めて良い音ですがフォノイコの音が汚くイコライジングレートもずれてきているようです。
今回は2台とももう一度フォノイコの設定見直しが必要のようです。