2021. 5. 15 検査
2021. 6. 11 レストア完了
交換部品です。
気になる残留ノイズですが、測定値は左右共0.012mV以下で全くノイズは出ていません。
バイアス電圧です。-50.0Vで極めて良い値です。
高圧B3です。こちらも420Vと極めて良い値です。
高圧B2です。こちらも440Vと極めて良い値です。
高圧B1です。471Vと極めて良い値です。
外に出ている高圧用の電解ブロックコンデンサーもオリジナル仕様の新品に交換しました。
バイアスセレンと電解ブロックコンデンサーを新品に交換しました。
高圧B3です。こちらも424Vと極めて良い値です。
高圧B2です。こちらも442Vと極めて良い値です。
★レストア後の試聴エージング風景です。
さすがのMarantz2です。何と爽やかな音でしょう! 低音もしっかり出て、中高域の煌びやかで透明感溢れる音です。
これこそがマランツを代表する model 2 の音です。
ノイズも全くありません。
オリジナル仕様新品の電解ブロックコンデンサーが輝いています。
こちらも1台目と同じ内容です。
バイアス電圧です。-49.7Vで極めて良い値です。
★2台目です。
高圧B1です。473Vと極めて良い値です。
バイアスセレンと電解ブロックコンデンサーを新品に交換しました。
外に出ている高圧用の電解ブロックコンデンサーもオリジナル仕様の新品に交換しました。
★レストア後の各部の電圧チェックです。
主に電源廻りを全てオリジナル仕様の新品に交換しました。
バイアスC電圧です。 -42.7Vでまあまあの値です。
★最初の試聴風景です。
両方とも電源を入れた後、特にノイズ等は感じられません。
バイアス調整やAC,DCバランスは2台ともきちんと取れます。
普通はこの状態なら大丈夫と判断し他のショップでは良品として販売されるでしょう。
しかし、こちらのMarantz2初期型と比べると音は少しきつい感じが漂い、時間の経過と共にきつさが増しているように感じます。
恐らく電源のコンデンサー類が劣化しているのでしょう。温まってくると音に出てきます。
高圧B1です。439Vでこちらも低い値です。
高圧B2です。414Vで低い値です。
高圧B3です。390Vでかなり低い値です。
★電源を入れて各電圧をチェックします。
初段管カソードバイパスコンです。こちらも膨れてESRが極めて高い状態です。
バイアスC電源の2ブロック目です。こちらもESRが高く静電容量が少なくなっています。
高圧φ35 3ブロック目です。 こちらもESRがかなり高い状態です。
高圧φ35 2ブロック目です。 こちらもESRが高い状態です。
こちらもオリジナル状態です。
★電解ブロックコンデンサーのチェックです。
高圧B3です。390Vでかなり低い値です。
高圧B2です。412Vで低い値です。
こちらもバイアスC電源です。静電容量が少し足りなくESRが高い状態です。
★電源を入れて各電圧をチェックします。
高圧 2ブロック目です。 こちらもESRが高い状態です。
大変奇麗なMarantz2赤メーターの初期型です。外観は殆ど傷や錆びはありません。まるで数年前に作られたような奇麗さです。
出力管は私の好きなヴィンテージ・テスラ管です。いいですねー!
★レストア完了です。 2021. 6. 11
★1台目です。
★1台目です。
高圧B1です。441Vで低い値です。
バイアスC電源の1ブロック目です。こちらもESRが高い状態です。
高圧φ35 1ブロック目です。 こちらもESRが高い状態です。
バイアスC電圧です。 -39.1Vで低い値です。
★2台目です。
初段管カソードバイパスコンです。かなり膨れてESRが極めて高い状態です。
高圧φ35 1ブロック目です。かなりESRが高い状態です。
こちらはバイアスC電源です。静電容量はありますがこちらもESRが高い状態です。
内部は完全オリジナルです。こちらも奇麗です。
★まずは消耗品の電解ブロックコンデンサーのチェックです。
Marantz#2 検査レストア依頼機 概要