当工房保有機 Marantz7オリジナル最初期 SN.10100番台グリーン 概要

本機にはほとんど無傷の高級ウッドケースが付きます。かなり手の込んだ仕上がりで大変美しいものです。

セブン再生工房

こちらも極めて貴重なトーン回路のカップリングです。3桁台特有のぶっといワックスタイプで奇跡的に良品です。
これが不良か付いていなければ、これも2,3桁台として致命傷です。

こちらは博物館行き超プレミアム級のMarantz7オリジナル最初期型 SN.10100番台グリーンハンマートーン塗装の貴重な逸品です。

当工房で全て良品のパーツを使ってレストアしました。
外観も内部も完全なオリジナル状態で当時の極めてよい音が聴けます。

横一列4個の小さなカップリングコンデンサーも良品バンブルビーに交換しました。

低圧セレンも交換しています。

★ご覧頂いた通り、当工房としてはいつも通りのオリジナル状態Marantz7 3桁台超初期型ですが、他では有り得ない位奇跡的な状態です。

しかも音は当工房の他のオリジナル同様に60年前当時の音に極めて近く、良品バンブルビーの極めて良い音が楽しめます。


本機は当工房所有機の中でも1,2を競うオリジナル状態です。
よく有る塗り直したり組み替えたものではありません。


目の肥えたマニアならこの価値がお判り頂けると思います。




★良いMarantz7は数に限りがあります。ましてSN.3桁台最初の100番台全面グリーンは世界でも数が少なく、この状態で存在していること自体が奇跡です!

また、幾ら希少価値があっても音が悪ければ意味がありません。
良い音が出て初めて価値があり、価値があるからこそ高額なのです。


余裕の有る方には今がチャンスです。


なかなかこれ程良い物は出てきません。






★仕事の合間に本機+#8で静かにモーツァルトのピアノ協奏曲を聴いています。

やわらかいピアノの旋律にバイオリンの響きが優しく包み込み、実に快い調べです。

心が洗われるようです。


Marantz7のこの音こそが古から人々の心を虜にさせてやまないのです。






 

大変貴重なぽっち2個の純正クラロスタットボリュームです。
(これ1個100万円以上の価値? 付いていなければ3桁台では致命傷として安値で叩き売りか、売れないかのどちらかです)

電球色の蛍光灯の下で撮ったので照明の関係でかなりゴールド感の強いフロントパネルです。
最初期型の特徴である薄パネル、角スリット、茶のぶ、茶電源スイッチ、角の丸いつまみなど外観は完全なオリジナル状態です。
しかもこのパネルはこちらにあるSN.2桁台と同様に研磨仕上げです。つまみ等の映り込みが通常の3桁台と違うことがお解かりですか?
天板にくすみや擦り痕があります。これも敢て完全なオリジナル状態を表し、塗り直したものではありません。ビンテージの味を強く感じさせます。
本機は高級ヴィンテージアンプMarantz7 3桁台としての致命傷は無く奇跡的な極めてよい状態と言えます。

全て良品のバンブルビーです。劣化を遅らせるコーティング済みです。

電源回路は高圧セレンを交換し電解ブロックコンデンサーも3本中2本を正規仕様の新品に交換しました。残り1本はこちらの検査で良品でした。

後部パネルです。こちらも少し傷がありますが年代を考えると極めて良い状態と言えます。
特にグリーン色は普通のブラウン色と違って汚れや痛みなどが目立つ色です。

内部です。カップリングコンデンサーは当工房で全て良品バンブルビーに交換しました。
フォノイコのカソードバイパスコンやセラミックコンデンサーは純正SPURAGUEの新品に交換しました。これらもMarantz7の音に極めて重要なパーツです。
ボリュームは勿論純正クラロスタット製でSN.3桁台に特徴のぽっち2個の貴重なものです。

バランスボリュームも3桁台に特徴のぽっち2つの純正クラロスタットです。

裏面です。こちらも完全オリジナル状態です。

きれいなフロントパネルです。

天板に傷やくすみ、こすり傷が少しあります。