MKe-38A Horn
(2024. 4. 28)
丸いラッパです。こちらはマンタレーホーンやセクトラルホーンの様に四角く角ばっていないので、開口部の音の乱反射が無くストレートに音が出てきます。少し離れると近くで聴くより大きく響きます。 やはりラッパの音です。
ただ今JBL 375 2吋ドライバーをハーツのネットワークN500Hに繋いで聴いています。中高音の伸びがすばらしく高域も充分出ています。 これはいい!
ハーツの音響レンズを通した375バブルバックより伸びのあるストレートな音です。
これで聴くJAZZのサックスの音は、これはもう。。。♪♪♪
丸い、くねくねと曲がったホーンはなかなか作れないのでウエスタンなど昔から鉄板を溶接したり木の合板で作られた開口部が四角いホーンが主流です。しかし開口部が四角では音がそれぞれの壁に90度反射し合成された音が出てきます。(当然どのメーカーもわかっていますが、都合が悪いのでこんなことは言いません)
また、ホーンの前に取り付ける音響レンズも乱反射の嵐です。この乱反射が指向性を無くすのですが音の伸びも無くなります。
本来、サックスやトランペットなど管楽器はどれも丸くラッパ状に作られています。この形状が一番良い音なのです。
★当工房コレクションの秘蔵機を含めた Marantz7オリジナルを並べてみました。
全て当工房でオリジナルの音と状態にレストアしています。
S/N 10007番グリーン
S/N 10050番台グリーン S/N 10070番台グリーン
S/N 10200番台グリーン S/N 10300番台グリーン
S/N 10300番台グリーン S/N 10500番台
S/N 10400番台グリーン S/N 12000番台
(2024. 9. 11)
★上記以外で現在S/N 14000番台2台と10300番台グリーン、12000番台の合計13台のMarantz7オリジナルがあります。
★ マランツ・セブン・・・いい響きです。
皆さんもご存知のように、昔から魅惑的な音のする高級アンプの代表のような存在です。あなたのMarantz7は良い音を出していますか?
長い間聴いていると知らず知らずのうちに音が変わっています。
あなたはそれに気が付いていないかも知れません。なぜなら人の耳と感覚は今の音に慣れます。しかも内部の消耗部品が劣化したり改造され、Marantz7本来の音からかけ離れています。
あなたの大切な友、最高級ヴィンテージアンプMarantz7は静かにメンテナンスを望んでいます。
★メンテできる処をご存じですか? 馴染みの有名な処でも、そこは本当に信頼できますか? 改造されませんか?
これら有名ショップで買われてもすぐに調子が悪くなり、当工房にレストアに出される方がたくさんいます。 なぜなら、アンプの仕様に合った部品がどこにも無いからです。
無いから皆さん改造に走ります。改造されたら高級アンプでも売る時二束三文。
★当工房ではオリジナル仕様部品を多数取り揃え、あなたの大切なMarantz7をオリジナル状態に戻し、元の素敵な音に蘇らせています。
心から悦びが湧き出るような躍動感溢れるサウンドに繊細さも引き出され、絶品の音を奏でると好評を頂いています。
★あなたの大切な生涯の友、マランツに優しくしてあげてください。軋んだ車輪に油をさしてあげましょう。
するとまたこれまで通り元気に素敵な音色を奏で、あなたの心を癒し続けてくれます。
レストア後の内部波形、出力波形、歪率、SN比のチェックです。
ヒューレット・パッカードのスペクトラム・アナライザーやコンデンサー専用測定器、LCR検査機など専用測定器を揃えています。
トランスのインダクタンス測定や巻き替え、ソフトウエア解析も行います。
私の現役時代の専門は電子回路設計(マイコン, デジタル)、システムエンジニアでした。この為、今でもコンピューター類がたくさんあります。
当工房には 倅 や他の若いスタッフが修行中なので将来も安心です。
ただ今売出中の当工房所有機Marantz7オリジナルS/N.12000番台です。
見慣れたMarantz7オリジナルの内部です。しかし、まだバンブルビーが残っていても殆ど不良なので、この姿で良い音が出ることは今では奇跡に近い事です。
あなたのMarantz7オリジナルの中はこうなっていますか? 曇った音のブラックビューティー(160P)などでレストアされていませんか?
特に、基板上の右から3,4番目のコンデンサーがブラックビューティー(160P)に換えられていたら、全くMarantz7オリジナルの音ではありません。
奈良 JAZZ喫茶
Seven Mending Studio
オリジナル状態に整備された真空管アンプは、現代のアンプでは味わえない透明な良い音を奏でます。
60年前に音色は完結し、今では忘れられた深い情感を再び味わう事ができれば、素敵です。
懐かしい良質の音色に癒され、心和やかな日々を過せたら幸せですね。
良質の音曲 満ちたりて 心豊かなり。
お問い合わせはこちらへどうぞ。
080-5854-5749
mke_am1114@yahoo.co.jp
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レストア依頼機のMarantz7オリジナルです。
レストア前はかなり酷い状態でしたが、当工房で電源トランスを始め多数の部品を交換し、極めて良い音が蘇りました。
★3月の当工房です。 今回のテーブルの上は当工房保有機 Marantz model 2です。
売却前の音の確認を行っています。なかなか良い音です。特に音の広がりと透明感が際立っています。
ただ今、ハイドンのヴァイオリン協奏曲ハ長調を聴いています。天井の高い宮殿の中で演奏されている雰囲気が、音の広がりと共に生々しく伝わってきます。真空管パワーアンプはトランジスターアンプと違い、音の広がりと臨場感が際立って聴こえます。特にこのmodel 2は格別です。
次はArnold Klos Trio のJAZZです。 この音の広がりはJAZZでも威力を発揮します。各楽器の音像がくっきり聴こえ、エネルギッシュな躍動が伝わってきます。 いいですねー♪
★当工房の音造りが聴ける、カフェ♪
どちらのお店も超ヴィンテージオーディオの華麗なサウンドが流れています。
当工房所有機Marantz model 2の前身
これはモノーラル時代、当時プリアンプの[Marantz Audio Consolette]と対になっていたパワーアンプで、2台とも「model
2になる前」のものです。
・憧れのMarantz7が欲しいが良い音かどうか心配だ。
・暫くメンテしていないのでアンプの状態が不安だ。
・隣のチャンネルから音が漏れる。
(#7のお約束事??ではなく電解ブロックコンデンサーの不良です。
当工房で正規仕様の部品に交換がお勧めです。他で代品改造すると後で電源トランスが逝きます。)
・低音が弱く高音がキンキンする。音が歪っぽい。
・復刻(レプリカ)だがオリジナルのような音が聴きたい。
・修理に出して音が変えられた。オリジナルに近い音に戻したい。
(ブラックビューティー160Pに換えると、曇った残念な音になります)
・改造されているので元に戻したい。(改造されたら売る時二束三文)
・修理に出したいが安心できそうなところが見当たらない。
(有名ヴィンテージショップや日本マランツ、エレクトリでも修理ができないと断られた。)
・100Vでも使えると言われて有名ショップから買ったが、
漏電し始めノイズが出るようになった。
漏電 -> 要トランス交換 -> トランス皆無 -> 修理不可 -> 部品取
(当工房には特注電源トランスがあるので修理可能)
★トランス交換が多いのは117V仕様のアンプを、回路を知らないオーディオショップの口車に乗って100Vで使うからです。必ず117Vで使用して下さい。
安価な117V変換トランスをご紹介できます。
メンテの時、不良のブロックコンデンサーを残しコンデンサーを追加された場合も、後でトランスが逝きます。
当工房所有機 McIntosh AE-2
マッキン最初のモノーラルプリアンプ。初期型と後期型の年代違い2台です。当工房でオリジナル状態にレストアし、75年振りに良い音が復活しました。
初期型は1949年製
電源回路の状態の良否は、アンプの音の「肝」となるため大変重要です。電源回路の状態で音や寿命が決まると言っても過言ではありません。
通常、セレンや電解ブロックコンデンサーの不良から内部の電圧が下がります。Marantz7の高圧B電圧は280V近辺が標準の値です。これが260Vを切ったまま聴き続けると電源トランスが危なくなります。
(ご自身のMarantz7の高圧電圧を調べてみてください)
これまでMarantz7で電源トランスが逝ったら本体はご臨終と同じで部品取りになりました。巻き替えはできても大変醜くなり、うなりが出るなど希少価値も無くなり部品取りされて一般家電と同じ粗大ゴミになります。
電源トランスはご承知の通りどこにも部品はほぼ100%有りません。
当工房では今日では極めて希少なMarantz7用電源トランスの他、電解ブロックコンデンサー(特に高圧用φ25と低圧用φ35)や高圧、低圧用セレンも多数確保できます。このため完全な状態に修復可能です。
あなたのMarantzの電源回路はひどい状態ではありませんか?
状態を鑑みず聴き続けていると前触れも無く悪夢は突然やって来ます。電源トランスがアウトになり、、、それで終わりです。
→ 「オリジナル状態の妄想」と改造例をご覧ください。
これまでMarantz7の修理のためにカップリングコンデンサーを、純正のバンブルビー(カラーコード)からブラックビューティー(160P)や他のコンデンサーに交換されたものを、当工房では良品の純正バンブルビーに全て戻してレストアしています。
当工房ではアメリカのテキサスやカリフォルニアなど乾燥した地方の中古品から取り出された物を取り寄せ、厳重な検査を経て良品のバンブルビーだけを使ってレストアしています。
当工房ではバンブルビーを良品として判断する基準は絶縁抵抗は勿論の事、特に静電容量が基準値に近く放電時間も計測してます。これ等の条件が揃って良い音が蘇るのです。
また少しでも長く良い音が聴き続けられるよう、こちらではバンブルビーに特殊なコーティングを施し劣化を防いでいます。
→ こちらをご覧ください。
◎オリジナルの良品バンブルビー(カラーコード)でレストアしています。
最近当工房でレストアに使用しているコンデンサーです。これまで現在手に入るコンデンサーでバンブルビーと同じ音が出るものを探していました。ようやくそれが見つかった感じです。
元当工房所有機 Marantz7k です。左のコンデンサーでレストアしました。サイズもバンブルビーと似ているので違和感はありません。黒地にシルバーの文字は高級感も漂います。
電源回路も全てオリジナル仕様の部品を使っています。#7オリジナルのように透明感溢れるとても良い音を出しています。
★最近このコンデンサーに付いて問い合わせがありますので少し紹介します。銘柄はわかりませんがいつもこちらでバンブルビーを仕入れているアメリカの方から勧められたので使ってみました。 (USAと記載されています)
音はかなり良く、バンブルビーの様に抜けがよく深みもあります。
今回のこのコンデンサーはかなりバンブルビーに近い音だと感じています。
★後にマニアの方から別ルートでこのコンデンサーを独自に確保され批評を頂きました。明るく通る音で最近のフィルムコンのように薄い音ではなく深みもあり、しかもSNが非常に良いのでバンブルビーには負けない良い音だそうです。私と同じ様に感じられています。
★これまで他のレストアショップなどでは、よくブラックビューティー(160P)に交換されます。ブラックビューティーは綺麗だが音の抜けが悪く、曲の繊細な雰囲気が消されてもやっとした感じになるので、代品の中では一番音が悪いコンデンサーです。
当工房では、他でレストアしてこのように感じられた方からたくさんの再レストア依頼を頂いています。
当工房で確保できるMarantz7用電解ブロックコンデンサーです。
特に手前の細い小さなコンデンサーは貴重です。このタイプでこの大きさで無ければ正規の場所には入らないのです。これを持たなければ改造するしか方法はありません。
たくさんのセレン整流器を確保しています。復刻セレンも最近では作られていないので貴重です。
セレンはダイオードよりもインピーダンスが低いので電流の変化に応答し易く(音のスピード感、レギュレーション)、Marantz7の煌びやかで繊細な音に大きく影響します。
この為、良品のセレンが付いていなければMarantz7オリジナルの音にはなりません。
勿論、オリジナルとしての価値も無くなります。
高圧セレンの裏にダイオードを隠してレストアされる処があります。ご注意。 -> こちらです。
当工房の Marantz model 2
(2024. 6.21)
当工房の「サンライズ発電所音楽堂」第一ステージです。 スピーカーは後部ステージ上がALTEC A-7 2セットと 手前はJIM-Lansing
HARTSFILD 1953年製最初期型です。 今回ハーツの間にJBL4560BKを追加し、その上に JBL 375 + 38Aホーンをハーツとは別のN500Hで鳴らしています。
◎レストア費用や取引の流れは、[メニュー]に戻り「レストア費用」をご覧ください。
真空管試験機で球の状態をチェック。
★当工房オリジナルアンプMKe-1086★
★当工房オリジナルアンプ EQC-1★
Marantz 1 type 管球式ステレオ・イコライザーアンプ [EQC-1]
★当工房オリジナルアンプMKe-1★
Marantz model 1 type 管球式モノーラル・プリアンプ [MKe-1]
修理依頼機 カンノ製 WE300Bシングル・パワーアンプ
全段トランス結合です。
当工房所有機 Marantz 9オリジナル初期型S/N.1100番台。
★当工房オリジナルアンプMKe-86★
良品バンブルビーは鉱山でダイヤの原石を探すような極めて希少品なので高額になります。この為当工房では、これまでたくさんのバンブルビーの音を聴いた耳で、一般の代品コンデンサーや抵抗類を組み合わせてバンブルビーの音に近付けるチューニングを行い、比較的安価で良い音にレストアすることにも力を入れています。
あなたのMarantz7もバンブルビーのような透明感溢れる音になります。
★試聴機を準備しています。こちらのオールバンブルビー機と聴き比べてみて下さい。音の良さが実感できます。
★当工房で使用するハンダはヴィンテージ物の KESTER 44 です。
ハンダで音はかなり変わります。
具体的には音にジリジリ感が無くなりすっきりと透明な音になります。
香り高き珈琲を味わいつつ、麗しの音曲 (おんぎょく) を嗜 (たしな) む。 いと、めでたきことかな。
那須高原 JAZZ Cafe
◎代品のコンデンサーでもレストアします。
Marantz2,5,8,8B,9用ブロックコンデンサー
パワーアンプのメリハリのある音はブロックコンデンサーで決まります。
貴重!Marantz7用, McIntoshC22用 電源トランス。
これまで電源トランスが逝ったら、ほぼ代替のトランスは無いので、そのアンプは部品取りになりました。当工房では電源トランスを多数確保しています。
★これが何だかわかりますか? -->
本物のMarantz7オリジナル 純正クラロスタット・ボリュームを部品で所有しています。
ポッチ2つはS/N 2,3桁台用、ポッチ1つはS/N 4桁台用です。