こちらも状態の良いMcIntosh MC275オリジナルです。
ただ今もっと音が良くなるように主要コンデンサーのバンブルビー化を行っています。
これぞ名器中の名器、ここにあり!
状態の良いMarantz7 S/N 14000番台初期型です。オールバンブルビー,純正クラロスタット,セレンなど完全オリジナル状態です。
こちらも状態の良いMarantz7 S/N 14000番台初期型で、完全オリジナル状態です。
[バンブルビーの表記について] (2024. 2. 17 更新)
★当時はMarntz7のオリジナルコンデンサーはブラックビューティー・カラーコードと呼んでオーディオ界ではバンブルビーとは呼んでいなかったそうです。(ギター界が発祥のようです)
しかし、今は同じブラックビューティーの160Pと区別する為、便宜上バンブルビーと呼ぶ方がわかり易く、この為こちらでも敢えてバンブルビーと呼んでいます。
★音もオリジナルのバンブルビーとブラックビューティー160Pとは全く違います。同じSPRAGUE製だから同じような音と誤魔化している方 (ショップ) もいますが、本当の良品バンブルビーの音を聴いたことの無い方のようです。 (殆どの方がそうですが)
160Pは音はまあまあ綺麗ですが、もやっとした曇った音です。良い音かもしれないがぱっとしない音とよく言われます。これなら国産の安いアンプの方がまだマシだと言う方もいます。
★時々ヤフオクなどでバンブルビーが付いているので高額で出されている方がいますが、大きな勘違いをされています。きちんと検査をしない限り60年も経つと殆ど不良です。当工房や他の専門ショップのように検査をして完全に良品だから高額なのです。
★★レストアとは、まだ残っているバンブルビーを、代品でも良いので良品のコンデンサーに換えることです。
★オリジナルの良品バンブルビーは既に枯渇して数十年も経っていますが、以前から偽物も出回っています。こちらでは音を聴けばすぐに本物か偽物かがわかります。
勿論、当工房にあるMarantz7オリジナルは、鉱山の中からダイヤの原石を探すような膨大な手間を掛けて選別した、全て本物の良品バンブルビーを使用しています。 ご安心ください。
★★また、当工房で使うバンブルビーは中古のアンプから取り外した中から良品だけを選別しているので足が短いものが多くあります。この為、足を繋いで使用しますが、繋いでハンダ盛りしてあるのが気になるおかしな方がいます。
しかし、逆に足が長く繋いでいないものは偽物か不良品の可能性が高くなります。Marantz7オリジナルが製造販売途中の当時からバンブルビーは無くなりました。このため60年経った現代では足の長い本物の新品は有り得ないのです。
★当工房では少しでも良い状態を長く維持するためバンブルビーに特殊なコーティングを施しています。 かなり効果があります。
恐らくこの後数十年後、元気に残っているバンブルビーは当工房が手掛けたものだけになるでしょう。
[ Marantz7について]
★ Marantz7は1958年より登場し10001〜23000番台まで作られました。生産台数は約13,000台です。このうちシリアル番号が3桁台は、単純計算で900台です。2桁台も90台。言うまでもなく、1桁台は9台ですね。 これらが世に出て60年程経った今では、現存し今でも良い音を奏でてくれるものは世界中で何台あるでしょう。
★人が音楽を聴くことは永遠です。この為 Marantz7はどれもが人類の貴重な宝として、なるべく形や音を変えず後世に大切に受け継いで行きたいものです。
当工房でレストアしたパワーアンプやその他のアンプも、オリジナル仕様の新品部品を使い極めて透明で良い音を奏でます。
少し高いと思われるかも知れません。しかしオークションや他のショップなどでオリジナル状態として出されているものは買うときは良くてもどんな状態になっているか、またいつまで使えるかわかりません。
いつも他の有名ショップでメンテ済として買われたものを、すぐに状態が悪くなってこちらで再レストアしています。
当工房では、他のショップのように有り合せの安い国産部品を使って改造するのではなく、オリジナル仕様の新品部品を使ってメンテするので長期に渡って良い音が楽しめます。 ご安心ください。
「マランツ通」の間ではMarantz7オリジナルの中で最も音が良いと言われる11000〜12000番台の中で、本機は正にこの12000番台です。
状態の良いMarantz model 1、当工房でベストの状態にレストアしました。