

当工房所有機 Marantz7オリジナル最初期 SN.10300番台グリーン 概要

S/N 3桁台特有のポッチの2つ付いた純正クラロスタットボリュームです。
左側面のスポンジを張り替えました。



低圧セレンは元々付いていたもので、こちらの検査では良品の為そのまま使用しています。
完全良品のバンブルビーコンデンサーが並んでいます。



全てのバンブルビーはこちらで厳選した良品です。また、いつもの様に当工房では、少しでも劣化を防ぐためにバンブルビーの表面に特殊なコーティングを施しています。
セラミックコンデンサーは純正SPRAGUEの新品に交換しました。ここはMarantz7のダイナミックさが決まる重要なところです。バンブルビーや他のコンデンサーに換えるとこの音は出せません。
また、フォノイコのカソードバイパスコンもMarantz7純正SPRAGUEの新品に交換しました。
これがオリジナルの白っぽく粉を吹いた状態では音にかなり影響が出ます。具体的には電源のレギュレーションに影響し、ラインアンプの音までぼやけてきます。
電源回路の高圧セレンと電解ブロックコンデンサーは先頭φ25だけオリジナル仕様の新品に交換しました。ここは音の胆にあたる重要なパーツです。他ではこの様なオリジナル仕様の部品は持たないので、劣化していても現状維持で交換されない場合が多いと思います。消耗品が劣化したままでは電源トランスまで逝ってしまいます。
★内部です。こちらは徹底的にオリジナル状態を維持したままで良い音を追求しています。
これが音質を含めたMarantz7 S/N3桁台前半機本来のオリジナルの姿なのです。
Marantz7 SN.10300番台最初期型です。 こちらもグリーンハンマートーン塗装の大変貴重な逸品です。
フロントパネルはご覧のようにかなりゴールド感が強く、勿論3桁台初期特有の薄板研磨仕上げでスリットは角ばっています。
ツマミも角が丸くノブや電源スイッチはこげ茶色です。
本機は3桁台の中でも前半の極めて希少価値の高い逸品です。
S/N 3桁台前半機及び2桁台に特有のぶっといコンデンサーです。こちらの検査では幸い良品です。
これが不良になり代品に交換されると2,3桁台としては致命傷になります。
大変貴重な物です。
こちらも3桁台特有のポッチ2つの純正クラロスタット・バランスボリュームです。ガリも無く良い状態です。
裏面です。こちらも殆どオリジナル状態です。
リヤパネルと天板は大変綺麗です。
天板は大変綺麗なグリーンハンマートーン塗装です。
こちらの左側面だけが通常のブラウンハンマートーン色で、その他はグリーンハンマートーン色です。1桁台や2桁台のように、3桁台前半にもこのように2トーンカラーが稀にあり、貴重です。


★レストア後の試聴エージング風景です。
いつもの様に良品オールバンブルビーの爽やかな音色が広がっています。
本機もクラシックだけではなくさまざまなジャンルの音楽にベストな音質を追求しています。
Marantz7オリジナルの凄さを、あなたの肥えた耳で実感してみて下さい。



右側面やリヤパネルは深いグリーンハンマートーン塗装で大変綺麗です。

S/N 3桁台をお持ちの方は右の画像のビスがなぜ1本浮かせてあるかご存知でしょう。
最初期型はこの下に電源トランスがあり、ビスが干渉してねじ山がすぐに切れてしまいます。本機はまだ無事です。
S/N 4桁台からビスの位置を変えて改善されています。



3桁台特有の板厚の薄いフロントパネルです。
細い角スリットと純正の焦げ茶色のノブです。右端のレバーが少し下がっていますがこれがオリジナル最初期型の特徴です。