当工房所有機 Marantz 8Bオリジナル初期型   概要  セブン再生工房

2020. 11. 20 更新

出力管は音の良いTelefunken EL34です。

(2020.11.20)
最近、本機がプリアンプのレストア後試聴エージング用のパワーアンプになりました。良い音を聴き分けるための重要なパワーアンプです。音の悪いものや個性的な音が出るものはモニターとしては使えません。

★レストア後、透明感のあるとても良い音になりました。


バイオリンの旋律が澄み切った青空の如く力強く部屋中に響き渡ります。
チェロの低音がどっしりと床に響き重厚感を感じさせます。


このMarantz8Bはオールマイティで聴く曲のジャンルは問いません。

私は主にクラシックを聴き、時折JAZZを楽しみます。
どちらもきれいな音を奏で、力強い低音を響かせてくれます。

Marantzのパワーアンプの中では一番聴きやすい音と言えるかも知れません。

















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メーターもきれいです。

きちんとバイアス調整が行えます。


画像の電解ブロックコンデンサー2本はオリジナル仕様代品の新品に交換しました。
これで電源回路は完璧です。

Marantz8Bオリジナルの貴重な初期型です。
全体に年代相応の錆や傷はありますが、致命傷となる改造などはありません。

電源回路は当工房で全てオリジナル仕様の新品部品を使ってレストアしました。
殆どの消耗部品は新品です。この為、今後も長期に渡って安心して良い音を堪能できます。

内部です。こちらで電源回路は殆どオリジナル仕様の部品に交換しました。高圧では電解ブロックコンデンサーを3本とも交換。ダイオードも4本とも新品交換。低圧ではセレンを交換。φ22の電解ブロックコンデンサーもオリジナル仕様新品に交換しました。
各カップリングコンデンサーは出力管廻りをMarantz8B純正GoodAll-TRWの新品に交換。電圧増幅管後はSPRAGUEの160Pに交換。
デカップリング0.33uFも160Pの良品に交換しました。カソードバイパスコンも青いSPRAGUEの新品に交換。
入口側は貴重なバンブルビーの良品に交換しました。
各ACバランスと電圧は良好です。
これで長く安心して良い音を堪能できます。

電源回路は殆どオリジナル仕様の新品と交換。





入力側カップリングは貴重な良品バンブルビーに交換。

初期型の特徴である外部電源供給用ソケットがあります。

入出力端子共良い状態です。

電源コードもオリジナルの良い状態です。