当工房所有機 Marantz 8Bk(改)   概要    セブン再生工房

2020. 6. 29 掲載

本体の角やトランスカバーにはケージ取り外しの傷は全くありません。

内部は主に電源回路をオリジナルの正規仕様の代品でレストアしました。
カップリングコンデンサーは全て良品のGoodAll-TRWです。

いつものように入口側カップリングコンデンサーは良品バンブルビーに交換しました。
これにより普通のMarantz8Bオリジナルより透明感溢れる音になっています。

入口側のバンブルビーです。

★今回もレストア後、#8Bkとは思えない位透明感のあるとても良い音になりました。


出力管はSIEMENS EL34 です。これはRFT(OEM)の製品で一般によく見かけるTelefunken EL34 (細管)と同一のものです。

この真空管は中高域がとてもきれいな音を出し、低音もMarantz8Bらしい沈み込むような重低音が魅力です。

Marantz8Bオリジナルを凌ぐ透明度と新品のような奇麗さを兼ね備えた本機は
音のみならず外観にも拘るマニアの方にぴったりの逸品です。















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こちらはMarantz8Bkになります。
状態は大変美しく、ほぼ無傷と言えます。

Marantz8Bkは結構ひどい扱いをされたものも多く、オリジナルよりも状態が悪い物をよく見かけますが、本機はまるで新品を箱から出したような奇麗な状態です。これは奇跡です!

当工房でオリジナルに使う正規仕様の部品でレストアし、まるで新品の#8Bオリジナルのような状態になりました。

電源回路の電解ブロックコンデンサーは全てオリジナルの正規仕様の新品に交換しました。
バイアス電源については#8Bkはダイオードが標準ですが、今回のレストアではバイアスセレンの新品に交換し、大変豪華な仕様にしました。

リヤパネルも大変きれいです。
純正の電源コードも状態も良く、形状はオリジナルのコードと同じです。

天板も全く無傷です。

こちらの角にも傷はありません。
電解ブロックコンデンサーはオリジナル正規仕様に交換しました。
メーターもとてもきれいです。

美しいケージも際立ちます。