当工房所有機 Marantz 9k(改)   概要    セブン再生工房

当工房所有機 Marantz9k(改) です。当工房では#7kをはじめ#9kなどキット製品はハンダ付けや配線取回しなどを再確認し、不具合と判断したところは徹底的に補修しています。この為、オリジナルに近い性能と安定性を確保しています。
ご安心下さい。
また、本機も主要カップリングコンデンサーを#9オリジナルと同じ純正品を使ってレストアしました。電源の電解ブロックコンデンサーも全てオリジナル仕様の新品と交換しています。入り口側コンデンサーは貴重な良品バンブルビーに交換しました。これにより#9オリジナルより澄んだ音が堪能できます。

パネルやメーターは綺麗なシャンパンゴールドで目立った傷や腐食はありません。全体にとても綺麗な状態です。

★出力管は Telefunken EL34 を8本揃えています。

★試聴エージング風景です。

なかなか良い音です。

当工房には Marantz9オリジナル初期型も所有していますが、オリジナルの音と比べても入口側のバンブルビーが効いてスッキリとした音に感じます。

やはり9番の音です。しっかりとした力強い低音、繊細な中高音。しかもフワッと広がる臨場感はまるでウエスタンアンプのようです。最新のハイエンド・トランジスターアンプでもこんな音の広がりは出ません。




ただ今、弦楽四重奏を聴いています。チェロのドス?の効いた重低音! バイオリンの弦の繊細な香り。#9ならではの響きです。



#9番は、一度この音を聴いたらもう戻れないとよく言われます。  納得です。








内部の電解ブロックコンデンサーも絶縁カバー付のオリジナル仕様新品に交換しました。

入口側の、特に音に重要なコンデンサーは良品バンブルビーに交換しました。ここはかなり音に影響する所です。#9オリジナルはここもGood-Allなので、音の明瞭さはバンブルビーにはかないません。

2台とも電解ブロックコンデンサーは全てオリジナル仕様の新品に交換しています。
これにより外観は#9オリジナルと変わりません。

こちらも内部は1台目と全く同じです。

8本ともそれぞれ特性を計ってラベルに記入していす。

★2台目です。

赤茶色の4本のコンデンサーがMarantz9オリジナル純正Good-Allの新品のコンデンサーです。

赤い4本のコンデンサーは Marantz9オリジナル純正のGoodAll-TRWの新品に交換しました。中央の大きなデカップリングはBLACK-CATの新品に交換しました。その他小さなコンデンサーもMarantz9オリジナルのGood-Allの新品に交換しています。消耗品である各電解コンデンサーは全て良品です。

★1台目の内部です。