サンライズ発電所音楽堂
★ALTEC A7 Lansing 2セットです。
SUNRISE PowerPlant and Concert holl
2024. 3. 29 更新
★ ALTEC A-7用に設置したバッフル板をハーツフィールドの横に置いてみました。
★JIM-LANSING D30085 HARTSFIELD Signature 最初期型です。
JIM-LANSING HARTSFIELD & ALTEC-A7 Lansing
&& Jensen A-12 Field Coil Speakers
★ ALTEC-A7 以前倉庫の事務所に置いてあった頃の画像です。
★ 太陽光発電の50kw売電も軌道に乗り今度は自家発電を整備しました。 (2017.10.11掲載)
こちらの「サンライズ発電所音楽堂」の10kw自家発電システムでは太陽光発電からバッテリーに蓄電し、正弦波インバーターで交流出力を出しています。
やはり安定した良い音を得るには電源に拘りたいものです。
以前からの記述です。
(2024. 3. 29)
ちょっと試しにALTEC A-7用バッフル板をハーツの横に置いてみました。
何と、低音が変ってきます。これまでハーツの低音は少し高い音でボンボン鳴っていたのですが、それが低くなって来ました。いわゆる最低共振周波数fo.が下がった感じです。また、中高音もよりシャープさが増して音像がよりリアルに感じます。
つまり三角スピーカーはどれも壁をホーンの代わりにするよう設計されているのかも知れません。
反面、バッフル板を外されたALTEC A-7は羽を取られた蝶の様に全く響きもしなくなりました。やはりA-5, A-7はバッフル板が無ければまともな音にはならないようです。しかも、よくある平面バッフルでは効果が薄く、こちらの様に開口部に角度を付けられれば、いわゆるコンプレッション効果で音の迫力が増します。これで少し離れて聴けば空間そのものが楽器の感覚で、よりダイナミックな音が聴けます。
★こちらのスピーカーは Jensen A-12 Field Coil Speaker です。
ALTEC-A7やハーツを置いてある第1ステージの横に設置しました。
まだ本格的ステージでは無いのですが、アンプ置台の代わりです。
★見た目は余り良くないですが、こちらは近付く南海トラフ大地震に備えて全て免振構造となっています。建物は重量鉄骨構造で床は厚いコンクリートです。大きな横揺れでも自由に動きアンプやスピーカーの転倒を防いでくれます。
(2022.8,6) 漸く全ての機器の移設が完了しました。 ラック上段はMarantz7 10070番台グリーンで、その下の段は当工房オリジナル MKe-1。
その下は秘蔵機のMarantz 2 と 9 です。この隣のラックが WE350B pp の当工房オリジナル MKe-124A を入れた Mke-1086
です。
当工房の秘蔵機を紹介しています。 -> こちらへどうぞ。
各台の間隔も開けています。机には大き目の自在キャスターを予定しています。
また、棚の上の方の軽いアンプは手裏剣?のように飛ばされるのでアクリル板で囲います。
こちらは第1ステージとそのオーディオシステムです。オーディオラックでは大地震に備えて免震構造としています。各台の足に自在キャスターを付けて全方向に自由に動きます。
また、逃げ?ないようにそれぞれの足を収縮ロープで繋いでいます。
この後ALTEC-A7はステージに固定し、ハーツはキャスター台に乗せる予定です。
Ortofon RMG309iロングアーム。以前から憧れていました。
スタビライザーやインサイドフォースキャンセラー、リフターまでも付いていないシンプルな、ただの「棒」です。
しかし、バネで針をレコードに押し付けるダイナミックバランスです。
やじろべいやシーソーのスタティックバランスとは音が違います。
しかもJ形ロングアームなので共振もしっかり抑えられます。
これが高音質の決め手なのです。
しかし、ふつうのレコードプレイヤーには長くて収まりません。
このアームを収めるためにEMT930stを手に入れたようなものです。
なかなかサマになっているでしょう。
この、ただの棒から何ともいえないオーラが出ています。
音は、勿論Good ! シットリ感が漂いやはり名器の音です。
EMT930st + 155ST + 930-900
とてもきれいな良い状態です。サスペンションのゴムのダンパーも弾力があり充分機能しています。
アイドラープーリーは純正の新品と交換し、各部の注油も行いました。
スッと立上り、黙って静かに安定して回っています。。。当然ですが。
Ortofonのロングアーム + EMT930で聴く音は雑念(音)が無く、実に静かです。
ベートーベン ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品61を聴いています。
雄大な響きの中に繊細な調べが透き通って聴こえます。余韻が1秒以上響いています。なかなかの臨場感です。
グリーンの416Aアルニコウーハーです。
ALTEC N800E 16Ωグリーンのネットワークです。
グリーンの802Dドライバー(16Ω)です。
グリーンのセクトラルホーン 511Bです。
こちらは自家発電用の太陽光蓄電制御盤です。
バッテリー電圧が低下すると自動で系統に切り替ります。
切り替わりの瞬停を防ぐ無停電電源は12KVAまで増設しました。
春夏は結構電力が余るのでマイニングも行っています。全てコンピューターによる自動制御です。
(2023. 5. 21)
6月から電気料金が値上げされます。こちらは生活電力の殆どは太陽光で賄うので値上げの影響はありません。
大量の自家発電用蓄電バッテリーが並んでいます。
最近はディープサイクルバッテリーをこの倍以上積んでいます。
私が所有する約130坪の償却済み防音断熱倉庫です。亡くなった父が昔繊維関係の仕事に使っていました。
その後空いていたので私が受け継ぎ、私の遊び場?になりました。
つまり、これ全体がmyリスニングルームです♪♪
屋根に太陽光パネル60kwを乗せました。売電で毎月結構な金額を稼いでくれます。
構造計算とシステム設計、国への申請(FIT)は全て私(当社)が行いました。
売電以外にも自家発電として10kwを蓄電池に溜め、生活用とオーディオ用に使っています。
この自家発電をもう少し拡充し風力発電も加えて電気自動車用にも供給できるように計画しています。
エネルギーの自給自足と収益も得られることを考えるとなかなか楽しいです。
これも、ほぼ趣味です♪
ステージの幅は11m。週末の日曜大工の成果です。塗料の調合も行いました。なかなか楽しいです。最近リニューアルして床と壁を塗装しました。
曲に依ってバッフル板の角度を変えています。 愉快この上無し!
このALTEC-A7 2セットはそれぞれMarantz 9 2セットに繋ぎ、Marantz7で同時に2台の#9を鳴らせます。決してうるさく無く、大迫力でJAZZを聴いています。ここから飛び出るウッドベースの低音やスカーン!と通るピアノは、、、シビレます♪♪
最初期型、初期型の特徴であるトップロード式エンクロージャーです。
サランネットが汚いので張替えができないか、できるところまで分解してみました。しかし中後期型と違いネットの枠は組み込みになってサランネットと一緒に固められているので外すことはできません。
音響レンズの両サイドの枠も一般的な初期型とは違います。取り付け板の古さや、サランネットが枠に嵌っているのでオリジナル最初期型の特殊な形式のようです。
最初期の試行錯誤の表れかも知れません。
ウーハーは150-4Cです。このバックチャンバーは狭いので150-4C等アルニコウーハーしか入りません。
ドライバーは名器 375 シグネィチャー バブルバックです。
ネットワーク N500H もオーバーホールを終え、極めて良い音になりました。
ツィーター用のネットワークもオーバーホールを終え、ツィーターを上に置いています。
ジムランの最初期型ではツイーターを箱の中に埋め込むことができません。この為、別置きで上に乗せています。
JBLになってからの初期型からドライバーの音響レンズ横に置き、サランネットの中に隠すことができます。
こちらではツィーターは一度075に換えてみましたが今も2405 16Ωです。やはり2405の方が癖のない音のようです。
375は高性能音響レンズなのでツイーターはいらないと言われる方もいます。しかし、私はやはりツィーターは有った方が良いと思います。上が伸び伸びと感じます。
416A グリーン16Ωのアルニコ・ウーハーです。
こちらも1950年代早初期です。
コーン紙やエッジはとても良い状態です。
この他、ネットワークもN800E 16Ωグリーンです。
★ハーツフィールドには最初期型、初期型、中期型、後期型の4種類があります。本機はこの中でも様々な特徴から1953年のオリジナル最初期型です。
1950年代初頭はまだJIM LANSINGと表記され、エンブレムにJBLの文字が入ったのは1954年にJBL社が発足して発売された初期型からです。いまでもJBL以前の当時のものをジムランと呼ぶ方がいます。
★本機にはエンブレムが無いので手に入れた当初はレプリカではないかと思いました。しかしレプリカの殆どはウーハーが後部に垂直に取り付けられた後期型だそうです。
最初期、初期型はウーハーが上から斜めに取り付けられています。その下のエンクロージャーの中はかなり複雑な構造で、完全にボンドと釘で固めて分解不可能です。この為、当時から図面は無くオリジナルを壊すわけにも行かないのでコピーはなかなかできないそうです。
★最初期型のエンブレムはシルク印刷、初期型はJBLのロゴが入ったバッジの形状ですが、最初期型の中にはまだエンブレムを付けなかった時期のものが極少であるそうです。ユニットやホーンの取り付けにも特徴があり、本機が正にこれに該当します。極めてレアな機種になります。
★以前、知人宅でウエスタンアンプを聴いた時、まるでトンネルの中で聴いているような強烈な臨場感にびっくりしたのですが、その時のスピーカーがハーツフィールドでした。ハーツフィールドが開発された1950年代の始め頃は勿論モノーラル時代で主にウエスタンアンプで聴いていたそうで、このモノーラルの音源でいかに臨場感を出すかで各スピーカーメーカーは競っていました。その頃の最高傑作がハーツフィールドです。知人宅で私はその実力を身(耳?)をもって体験しました。
★ただ今この約70年前当時の傑作が目の前にあります。 しかも2台揃って!
ドライバーのエンブレムです。→
最初期型の一部はこれと同じマークがフロントパネル下にエンブレムとして印刷されています。
ビックリマークを挟んで、JIM LANSING と signature が記されています。
( 2021. 9. 26 )
★中の集音材の量を変えて「鳴り」を調整しツィーターも追加して音の調整を行っていました。漸くバランスの取れた音になったと思います。
しかし、何なのでしょう。この雄大な広がりと厚みのある重厚な低音、きらりと輝く中高音。これでクラシックを聴くと格別です。
★私の持っているTANNOYやALTECでは感じられないスケール感です。場所が広いとはいえ、それ程大音量でもない音で聴いても少し遠いところで演奏しているような奥行きと広がりは正にコンサートホール。これがハーツの音なのだと実感します。
★ただ今チャイコフスキーの交響曲第6番をバーンスタインで聴いています。ちんけな道化師という方もいますが、私はバーンスタインが好きです。カラヤンのようにだらだらと引っ張らずに程よいリズム感と、打楽器がすごい。ここぞという時バスドラムとティンパニをドドーンと効かせます。ハーツが吼えます! 今度はサンサーンス交響曲第3番。 おぉー!
本日は日曜日。一日中音楽三昧です。(笑)
私が所有する償却済み防音断熱倉庫のリスニングルームに名前を付けました。
倉庫の屋根に太陽光パネル約400枚60KWを乗せているので、こんなヘンテコな名前です。
オーディオの電源も全て太陽光から作ります。なので一際良い音です。(気のせいです)
石川のセブン再生工房もこちらに移転しました。こちらの場所は富山県小矢部市です。
★こちらはサンライズ発電所音楽堂、第2ステージです。(2023. 5. 20)
★こちらは移転したセブン再生工房のオーディオルームです。
★当音楽堂のオーディオシステムです。(2023. 5. 20)
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ウーハーを外してみました。内部も全て独特な紋様の米松合板です。造りは左右で少し違います。当時はモノーラル時代なのでロットに依って違うのは当然です。
開口部が丸では無いですね。不思議な形です。やはり深い意味があるのでしょうね。
しかし分解できるのはここまでで、これ以上は最初期型の音が変ってしまうので手を加えることはできません。
詳しい方から貴重な最初期型なのでサランネットは換えない方が良いとのご指摘も頂いています。
後日汚れた古いサランネットの前に新しいサランネットをいつでも外せるように嵌め込んでいます。
皆さんお気付きのとおり、赤の封印が外されています。色も新しく塗られています。約70年の経過はやはりメンテも必要だったのでしょう。